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山本一太 「政治改革」を継続させ「経済成長」をめざす代表的若手リーダー

参議院議員 山本一太

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やまもと いちた
自由民主党・無所属の会。群馬県選出。当選3回。昭和33年1月24日生ま
れ、中央大学法学部卒業、米国ジョージタウン大学大学院(国際政治学修士
課程)修了。国際協力事業団勤務、国連開発計画ニューヨーク本部出向後、
平成7年第17回参議院議員通常選挙に立候補し初当選。外務政務次官(2
期)、外交防衛委員長、議院運営委員、日米ガイドライン特別委員会理事、自
民党外交部会長、同遊説局長、同青年局次長、参議院自民党ODA基本法検
討プロジェクトチーム座長等を歴任。現在、外交防衛委員会理事、予算委員、
北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会理事など、自民党広報本部長
代理。


――安倍政権が短命に終わって、福田首相に受け継がれました。改革路線についての継続が今ひとつ緩いのではないかとの批判がありますが?


山本◎福田総理は、基本的に改革を進めたいという気持ちを強くお持ちだと思います。ただ、ああいう形で政権を引き継いでいかざるを得なかったのですから、今の時点で強いリーダーシップを発揮して改革路線を継続していくことはなかなか難しい。その点を勘案しなければなりません。


 3月の予算国会を乗り切り、洞爺湖サミットを終えられ総理の基盤が強まってくれば、相当強いリーダーシップを発揮できるのはないでしょうか。それまでは、福田総理の改革路線を、われわれ改革派が党内で後押ししていかなければならないと思っています。


――今年に入り、新テロ法案、ガソリン税などで、いつ解散・総選挙があるのかという政局絡みの雰囲気がありますが?


山本◎解散・総選挙は来年までないのではないでしょうか。私は昨年末から今年の始めくらいまでに大きな山が来る、場合によっては選挙に追い込まれてしまうと言ってきましたが、そうではなかった。それは、“ねじれ国会”の舞台である参議院の場にいて分かったことですが、個々の政治家には優秀な人もいるのですが、民主党自体に戦略や解散を受けて立つ覚悟がなかった。つまり政権奪取への戦闘能力が低いと思うのです。


 おそらく福田総理が解散しなければ、来年まで、もしかしたら任期満了までいくかもしれません。


――民主党の弱さに、解散・総選挙がない理由があると……。


山本◎そうです。それに、参議院は“ねじれ”だと言われていますが、完全にねじれているわけではありません。民主党一党では過半数になっていないのです。年末年始の国会での攻防を振り返ってみると、民主党は他の野党の意見を聞かずに突っ走って多々失敗していました。証人喚問の単独議決もそうですし、新テロ法案の継続審議の方針も他の野党の反対で引っ込めざるを得なかったわけですからね。


――「大連立」失敗の時も、小沢民主党代表が「民主党には政権とる力がまだない」と言っていましたね。


山本◎小沢さんの言葉はそういう意味ではないと思います。解散・総選挙になれば政界再編が現実のものになります。民主党が過半数を取れば政権をとるのでしょうが、3分の2体制が崩れるだけでは、政局運営が難しくなるだけで政界再編が必至となります。小沢民主にとって解散・総選挙後の組み替えだと主導権が取れないので、その前に与党の方に手を突っ込みたかったのではないでしょうか。


 いま参議院がねじれていますから、福田総理と小沢代表が政策を進める上で会談することは少しも問題はありません。ただ、一部の人が言っているように、大臣のポストを含めての大連立は反対です。党が生き残るためとか現職議員が有利になる選挙区調整などは言語道断です。


――山本先生は、「構造改革」と「経済成長」を旗印に、若手・中堅の有志議員で「プロジェクトJ.(日本復活)」の勉強会を9人でスタートさせて、いまは20人のメンバーを擁しています。総裁選の推薦人数に足りるわけですね。


山本◎それは全然関係ありません。あくまでの政策の勉強会です。集まった政治家の中にもいろいろ温度差も立場もあります。唯一われわれを結び付けているものは、改革の逆行を止めなければならないという思いです。その思いで20人が集まったわけです。


――小泉改革の象徴でもあった竹中平蔵氏が顧問になっていることもその表われですね。


山本◎前の総選挙で改革を訴えて自民党は勝ちました。確かに参院選の敗北は重く受け止めなければなりませんが、地域が疲弊していることを全部小泉・竹中改革のせいだと分析するのは間違いです。「改革」を打ち出した私自身の参院選は圧倒的に勝ちました。有権者が小泉改革にすべて「ノー」と言ったわけではないのです。


――山本先生は与野党問わず若手政治家との交流が多いですが、連立などの話も?


山本◎そういう話よりも、政策の話をいろいろしています。確かに感覚の近い人もいますが、選挙になったらそういう関係も雲散霧消しますがね。


――山本先生がいま最も力を入れている政策は何でしょうか?


山本◎やはり経済成長です。強い経済がなければやさしい社会ができません。これは「プロジェクトJ.」のメンバーも同じ思いです。増税再建派の人は「今増税しないと先送りコストが大きくなる」と言っていますが、逆に「縮こまりコスト」というのもあるわけです。金融政策もやり財政削減もやる。そして最後に増税が来るのです。成長のないところに夢はありません。消費が動かないと成長につながらないのです。


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平成19年3月9日の参議院予算委員会で安倍首相(当時)
に対して質疑する山本参議院議員


――山本先生は衆議院に移られたらという話はありませんか?


山本◎よくそう言われるのですが、私は衆議院に対するコンプレックスはまったくありません。慣習では総理大臣になれないとなど衆議院の優先部分はありますが、参議院は一度当選したら6年間選挙がないのです。その点、じっくりと政策実現に取り組めるのです。


――先生のホームページには「政治完結の日まであと何日」という欄がありますが、いまの6年の任期がカウントされていますね。


山本◎参議院の政治家として今期の任期を記しているのですが、それで思い切ったことができるのです。前回の選挙では妨害にあったりで実に大変な思いをしました。しかし、群馬で最高得票をいただき、心新たに6年間政治に邁進しようと思ったわけです。その私の意思の表明とでも言いましょうか。


――お好きな漫画は『明日のジョー』ということですが、この作品のどこに惹かれるのですか。


山本◎マンガでは麻生太郎先生が有名ですが、私も負けず劣らずマンガを愛読しています。『明日のジョー』は“不屈の精神”に感じ入っています。叩かれても叩かれてもという不屈の精神ですね。好きなマンガは他にもありますが、『明日のジョー』は格別かもしれません。


――いままで6枚のCDを出されているのですが、シンガーソングライターとしての評判はどうですか?


山本◎東芝EMIからデビューしたのですが、そんな政治家は他にいないでしょうし、今後も出ないのではないでしょうか。安倍首相の応援歌を作って少しヘコミましたが、私のこのパフォーマンスは若者たちに圧倒的に支持されてきています。毎年ライブを続けてきたことも、20代、30代の人が話を聞いてみようと思ってくれるキッカケとなっているのです。その意味で、大変意味があるものと思っています。


山本一太参議院議員のホームページ
http://www.ichita.com/
ブログ「気分はいつも直滑降」





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