体力、体重も激減した悪性リンパ腫の患者が回復 ――漢方薬と乳酸菌の併用――
高橋 賢
Masaru Takahashi
「悪性リンパ腫」を宣告され、ストレスをかかえたまま体力的にもひどい状態で相談に来られた。約2年で「悪性リンパ腫」の腫れはほとんどなくなった。漢方薬と乳酸菌の使用例をサカエ薬局の薬剤師である高橋代表取締役にお伺いした。

日本人の死亡原因の6割を三大疾患(ガン、心筋梗塞、脳卒中)が占め、さらにその半数がガンとなっています。患者さんにとって、ガンと宣告されることは普段の何倍もストレスを感じてしまうものです。そんなときは、不安が募り、そのストレスが病状をさらに悪化させていることも多いようです。
ある時、私の薬局でアルバイトをしていた子の親御さんが相談にきました。平成16年の8月でした。当時53歳のSさんは、左の咽頭部分がだんだん腫れてきて病院に通い始めたそうです。いろいろ検査をした結果、「悪性リンパ腫」と言われたそうです。さらに、1週間後に手術日を決められたというのです。
Sさんによると「検査して調べていったら悪性リンパ腫で、切りましょうということになったのですが、手術というのがなにか腑に落ちなかったのです。とにかくその1週間の間に、他のことにもトライしてみたかった」ということでした。
私もSさんのデータをみせてもらっていろいろお話をしました。Sさんはひどい便秘症で困っておられたし、体重も減り、舌も真っ黒の状態でした。リンパ腫はそんなに難しい問題ではなく、ちゃんと栄養を補給し疲れないようにして、そしてストレスをあまり感じないようにすることが大切だとアドバイスをしました。総合的に見て、漢方薬、乳酸菌FK-23、大麦若葉を併用してもらったのです。
まず便秘症が改善し、舌の色もだんだん赤味をおびて正常になってきました。とにかく体力が回復し、体重も次第に増えてきました。ここに来られた時の体重は58キロでしたが、62~63キロにまで回復しました。お腹の環境を整えることは、体力をつける意味でも非常に重要です。
私は乳酸菌を使う前までは、漢方薬と大麦若葉だけを使っていたのです。しかし、漢方薬だけではなかなか便秘が改善しない。それで大麦若葉と併用していたのですが、数年前から乳酸菌も使い始めました。乳酸菌を併用すると漢方薬の働きも良くなり、期待通りで2年半での効果は画期的でした。
Sさんの場合は、首の横がすごく腫れていて、コリコリ感がある悪性リンパ腫で、3センチぐらいありました。ちょうどゴルフボールが入っているような感じでした。それがだんだん違和感がなくなり、1年半から2年ぐらいで患部が軟らかくなって腫れがひいてきました。
昨年5月くらいからは健康状態もだいぶ改善していました。短期にこれだけの効果が表れるのは本当に画期的なことでした。
通常の医療では、リンパ腺がなぜできるのかという原点も分からずに、切除と抗ガン剤治療に頼っています。それだけではダメなのです。ガンというのは、体の弱いところにどんどん転移していきますから、体全体を見ながら対処していかなければならないのです。その意味で、お腹の環境や血液の流れを見ることも重要です。
昔は漢方薬だけで対応していましたが、いまは健康食品も使うようになって、効果が倍増しています。もちろん、これらも一つだけではいけません。総合的に使うことが重要です。医者そして、薬剤師とも納得するまでよく話し合って、自分にあった治療方法を見つけることが大切です。
たかはし まさる
福岡県生まれ。薬剤師。サカエ薬局代表取締役。東京都薬剤師会薬局委員。板橋薬剤師会理事。協励会東京城北支部副支部長筆頭。AGA事務局長。

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